茶畑へのこだわり

土づくり

美緑園のお茶づくりは、土づくりからスタートします。茶の生育には粘土と砂質土に有機物が混ざり合った土壌が適しています。深く耕せる厚い土の層を持ち、養分に富み、通気性が良く、しかも適度な保水性があることが良い土壌と言えます。
牧之原台地は、基盤が大井川礫蒼で透水性に優れ、標高約170メートルで豊富な日射量と寒暖差により、茶の生育には良い条件を揃えています。
当社では有機質を中心とした肥料設計で、土壌内の微生物環境を整えることに重点を置いた土づくりを行い、自然が持つ本来の力を活かすことで、健康で丈夫な茶樹を作ることを目指しています。当社独自の土づくり、茶樹づくりが、柔らかく鮮やかで艶があり、香味豊かな生葉を作ることに繋がっています。

土づくり

茶園管理

当社では、茶樹の生育周期に従って、徹底した茶園管理を行っております。また近隣の茶農家と連携し、契約栽培を実施。土づくりから管理方法までを統一し、生葉品質の均一化を図ることにより、高品質な茶葉の安定した供給を実現しています。

茶園管理

品質へのこだわり

品質向上と均一化。

美緑園では、茶の生育周期に従って、徹底した茶園管理を行なっています。
また、近隣の農家と協力し、契約栽培も行なっています。
農家から生葉を購入するだけではなく、契約栽培という形を取ることで、土づくりから栽培方法までを統一。
品質向上と均一化を図ることにより、高品質な茶葉の安定した供給を実現しています。

品質へのこだわり
品質へのこだわり 品質へのこだわり 品質へのこだわり

茶園管理の年間スケジュール

茶器の生育管理作業
1月下旬休眠状態施肥(寒肥)
2月中旬施肥/病害虫防除
3月上旬
3月中旬
3月下旬
発根、萌芽
発根、萌芽
発根、萌芽
春整枝(適宜)/改植(~4月上)
春肥(1回目)
春肥(2回目)/防霜
4月上旬
4月中旬
4月下旬
一番茶萌芽期
一番茶生育期
一番茶摘採期
施肥(芽出し肥)

一番茶の摘採
5月上旬
5月中旬
5月下旬
一番茶摘採期

二番茶萌芽期
一番茶の摘採/中切り更新
施肥(1回目)/整枝/病害虫防除
 
6月上旬
6月中旬
二番茶生育期
二番茶摘採期
病害虫防除
二番茶摘採
7月上旬
7月中旬
7月下旬
台切り番茶摘採期 病害虫防除

病害虫防
8月上旬
8月中旬
8月下旬

冬芽形成
発根始め
土壌改良(天然酵素投入)除

秋肥
9月上旬
9月中旬
9月下旬


秋冬番茶摘採期
病害虫防除
秋肥(2回目)
秋冬番茶摘採
10月中旬発根盛期
11月上旬
11月中旬
病害虫防除
整枝(ならし)
12月上旬敷き草

中切り・台切り

茶の樹勢を回復させる。

茶樹の表面を刈る作業には、2つの目的があります。ひとつは「整枝」で、茶株面をきれいに揃える作業。もうひとつは「剪枝」または「更新」で、樹の高さを低く切り下げる作業です。「中切り・台切り」は「剪枝」にあたります。
「剪枝」とは、茶樹を思い切って短く刈ることです。何年も適採を繰り返した樹は、枝の数が増えるのに対し、新芽や枝は痩せて茶の品質も低下します。剪枝をすることにより、一時的に新芽の数は減りますが、新芽は太くなり、茶の品質は良くなるのです。樹勢が回復することから、「茶樹の若返り」とも呼ばれます。剪枝は一番茶を摘採した後が最も適しているとされますが、美緑園では樹の形や茶園の状況を見て、行なっています。

中切り・台切り
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